めぐみ先生とお話しているうちに「こういう先生だったら、教室業もいいなー」と憧れを持つようになりました。
興味のきっかけは「酒種酵母」でした
もともと、パンが大好きで、美味しいパンがあると聞けば、出かけていきそのパンを買う、という生活をしていました。ですが、病気をしてからグルテンを避けるようになり、「パンを食べたいけれど、食べたくない」という心情になっていました。
そんなときに、めぐみ先生と知り合い、先生のパン作りにとても興味を持ちました。
私が嫁いだ地域は、「麹」「味噌」など、昔ながらのおうちの味が残っていて、自給自足の生活をとても大事にしている地域です。ですので、「酒種酵母」という昔ながらの酵母を使ったパン作りが、すごく魅力的に思えたからなんです。
お教室に通うことにトラウマが…
ですが・・・私は本当に不器用ですごくどんくさい。
昔、お菓子教室に通ったときに、スピードについていけずに必死になって、テンパって、追いつけなかった経験があります。初めての方歓迎という教室でしたが、ある程度知識がある人が集まるのか、計量などもスムーズでつまづく人もあまりおらず、トントンと進んでいったんです。
そのときのトラウマから、興味はあるものの、本当に出来るようになるのか、怖い気持ちもありました。
不器用さんには先生の「おっとり」が合う!
ですが、体験レッスンを受けたとき、「他の教室とは違うかも」と感じました。出来ない人を取りこぼさないんです。
実際、私は計量でつまづき、レッスンの進行を止めてしまっていました。「待てないので、先に進めますね」とおっしゃって、他の方は先に進んだのですが、先生は、その後、また戻ってきてくださったからです。
たとえ失敗しても、慌てたり、動じたり、責めたりもありません。失敗して「え??」みたいな感じが全然ないのです。「ダメな時はもう一度やればいいんですよ~」とおっとり言ってもらえるので、質問しやすいし、自信もついてきます。
出来ない人をこぼさない。少人数だから、落ちこぼれを作らない、必ず拾い上げて「出来る」に持っていってくださるので、不器用な人にとって習いやすいレッスンだと思います。
先生とお話していたら…
最初は、認定コースを受けるつもりはありませんでした。
ですが、めぐみ先生とお話しているうちに「こういう先生だったら、教室業もいいなー」と憧れを持つように。認定の方が、回数も多いし、不器用でも徐々に慣れていけるし、長い期間続けて習える方がいいという理由もありました。
講師の資格をとっておけば、将来、私のように「本当に不器用」な方を救えるかもしれないと思っています。
家族もご近所さんも「美味しい」で繋がれる
私の舌は、昔、パン屋巡りで鍛えているので、けっこう辛口です。まずいものは、まずいと言ってしまう。
でも、酒種酵母のパンは、本当に美味しいです。フワっと香り、生地の味が最高。
毎週土日は、パンを焼いて主人と一緒に朝食をいただくのですが、彼は、食パンに何もつけないで食べるのが気に入っているようです。
お嫁さんや、ご近所さんなど、いいコミュニケーションツールになっています。